紫陽花(アジサイ)の花

紫陽花の花

 梅雨に入り、アジサイの色がいっそう鮮やかになってきました。
 アジサイは、『紫陽花』と書きます。雨の日は、アジサイの花のところだけぽっかりと明るくなっています。『紫陽花』の字に、思わず納得してしまいます。

 雨は憂鬱ですが、雨の日は雨の日なりの楽しみ方がありそうです。紫陽花の花を見るのも、その一つ。でも、よく見てみると意外なことに気がつきました。

5枚がく片のアジサイ

 近づいてよく見ると、何か様子が違います。どこが違うのかな?

 アジサイの花びらのように見えるのは、実はがく片です。そして、その数は4枚です。
 しかし、このアジサイのがく片は5枚あります。

 さらに、よーく、見ていくと、3枚のものもありました。

がく片3枚のアジサイ

 もちろん、このように、4枚のがく片が多くあります。

がく片4枚のアジサイ がく片4枚のアジサイ

 「アジサイの花のように見えるのはがく片。そして、その数は4枚。」と当たり前のように思って見ている時は気がつきませんでしたが、よーく見ると意外なことに気がつきました。

 でも、どうして3枚のや5枚のがあるんだろう。調べてみたいですね。

 まだまだ、見落としているものがたくさんあるかもしれません。いろいろなものを良く見てみましょう。意外な発見が、たくさんできるかもしれません。 

 

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